審査について

キャッシングの審査は一般的にはどの金融会社でも同様の審査をしておりますが、各社独自の判断基準がありますので、結果や融資金額が異なります。
そのため当サイトでは一般的にどのような審査基準があるか説明していきます。

申込時に虚偽記載をした場合はバレます。なぜバレるかは下部の【情報機関の登録情報】の項目を見て下さい。また、借金していないのに審査に通らない方などは、思いがけない情報も情報機関には登録されています。

金融会社はあなたを審査するに当たって以下の項目を元に審査します。

【職業】
公務員が最も良いとされており、続いて上場企業・大手企業・一般企業と継続して安定した収入が見込める（倒産の危険性の有無）が審査されます。また、役職などは代表や役員などは会社が傾いた際に責任を取る場合や、代表・役員がキャッシングをする会社は危ないと判断され借入が困難で、部長クラスは収入が良いだけにリストラ候補に上がりやすいためあまり良い評価ではありません。課長クラスが良いとされており、収入や勤続年数もあり「これからの人」という判断なのだと思います。基本的には会社の責任が無い雇用されている一般職の人の評価が高いとされています。

【勤続年数】
勤続年数が少ないと、何度も転職をしていて継続的な収入の安定が無いと判断されます。最悪の場合、逃げる事もできます。
公務員や上場企業など安定した会社であれば、せっかく入った会社を辞める事も考えずらいので勤続年数が半年程度でも十分借入できるでしょう。

【年収】
年収により貸付限度額が決定されます。特に消費者金融からの借入は総量規制という貸金業法の法律で「年収の3分の1」までしか貸付を行ってはいけない事になっているため、審査項目の中でも重要な項目の１つです。

【保険種別】
誰でも持てる国民健康保険より、会社に勤めている証明にもなる社会保険や、公務員や大手企業に多い組合保険・共済保険などは評価が高いです。

【居住形態・年数】
これは貸付を行った際に簡単に逃げる事ができるかどうかが基準で、審査において意外と重要な項目の１つです。
自己所有（持家）→家族所有→賃貸→社宅（寮）の順番ですが、職業や勤続年数によっては賃貸より社宅の方が有利な場合もあります。
また、居住年数は少なくても２年以上か以下かが１つのラインになっています。

【家賃・住宅ローン】
継続的に固定費用としてかかるのが家賃や住宅ローンですので、貸付した際に収入から家賃や住宅ローンを引いた残りの金額が、実際に月々の支払可能金額という事になります。

【他社借入件数・金額】
総量規制により年収の3分の1までしか融資を行ってはいけないため他社借入金額は審査において重要事項になります。またキャッシングの特性上、借入金額が少ないほど金利が高い特徴がありますので、200万円を１社から借りても毎月の支払額は4〜5万円程度ですが、200万円を４社から50万円づつ借りると毎月の支払額は8〜10万円程と支払額が変わるため、借入件数が多いと不利になります。

【情報機関の登録情報】
金融会社が審査をする際に必ず確認するのが、情報機関に登録されているあなたの情報です。情報機関は全国的に数社ありますが、代表的な情報機関としてＣＩＣというところがあります。
ここには、あなたが持っているクレジットカードやキャッシング・オートローン・住宅ローンなどの申込情報や履歴、利用履歴など、あなたが申込をした（しようとした）借金に対する内容・履歴などの情報が細かく示されています。
申込履歴は６ヶ月を超えない期間保存されており、内容は名前・住所・電話番号から会社の名称・住所・電話番号に至るまで申込時に記載した内容が掲載されています。
従って、例えば６ヶ月前に記載した会社名と申込時に変更されているのに、勤続年数が６ヶ月以上あるのは変ですよね。これにより虚偽記載が発覚し否決となるケースも多いようです。
利用履歴には最長24ヶ月の入金状況が記号等を使って記録されており、その記号の意味は以下の通りです。
【$】は請求通りの入金、
【A】は契約者の都合で未入金、
【B】は契約者以外の理由で入金がなかった、
【C】は未入金でその原因も不明、
【P】は一部しか入金できていない、
【R】は契約者以外が入金した、
【-】は利用及び請求無し、
【 】空欄は更新がない(利用無し)
通常キャッシングして期日通り返済を続けてい方は$マークが続いています。しかし、A,C,P,Rなどのマークが記録されていると審査結果に悪影響を及ぼします。

また、以前消費者金融で借りていて完済したけど解約をしていない場合、情報として掲載されたままになりますので、利用していない消費者金融は解約をしましょう。

【あまり知られていない重要事項】
上記に記載した【情報機関の登録情報】には思いがけない情報も登録されています。
それは、携帯電話の割賦（分割）支払の情報です。
ここ数年、携帯電話を新機種にする場合など24ヶ月にわたり電話料金と一緒に支払をしているあの機種代金は、分割ローンで支払っているので、情報機関に登録されているのです。そして携帯電話の請求を払わないと、当然ローンで買っている機種代金を払っていない事になるので、延滞した事になりAまたはCのマークが記載される事になります。

最近ではスマホの普及によって機種代金が高くなり、携帯電話代金の未払いが増え、審査に通らない方が増えているそうです。